キミの住んでる街の駅ふきんはさ ボクが生きているころ
それはきれいな小川のある森だったんだよ
ボクらそこであそんだんだ
でもさ それを知ってるボクが
今の駅ビルや自転車置場をみると 少しせつなくなるけど
キミらにとっては生まれたときから
あそこにある駅ビルや自転車置場が
やっぱり いとおしいものになってるんじゃないかい?
ねぇ 事を逆にして考えてごらん
今 急に駅ふきんが野っぱらになったとしたら
きっとキミは なき自転車置場をいたむよね
(「四月怪談」大島弓子)
クロネコメモワール 「エクリチュールの向こう側」 <クロネコツイッター> @kuroneko_pony